最高の魔法をお届けするために

Text by magician soboga

目次

※このブログの内容はmengelmoesのブログに掲載したものをここに再掲載ものです。

本日、2017年9月1日から、通常営業の中ではマジックはできなくなりましたので何卒ご了承くださいませ。

mengelmoesで働き始めてから4年間、いわゆるマジックバーではなく『マジック”も”観れるバー』としてやってきました。マジックが主体ではなくて、まず、バーとして成立していることにこだわりを持ってやってきました(やっています)。

全国のマジックバー経営者が見たら怒られるかもしれないし、すべてのマジックバーを見たわけでもないのに何を、と思われるかもしれないけど、マジックバーのお酒ってクソまずいでしょう?(言っちゃった汗)

いえね、ちゃんと美味しいお酒を出すマジックバーもあると思いますよ。旨い食事が食べられるところもあるとは思います。ただ、平均的に見て、値段が高いだけでろくなもんじゃない店が多い気がするって話です。(また言っちゃった大汗)

バーと名乗るからには飲食店なわけで、値段に見合った飲食を提供するのが大前提だと思うんです。そういうことも踏まえてマジックバーとは謳わず『マジック”も”観れるバー』としてやってきたんですが、それはそれで問題山積みというか目指しているところの25%も実現できてないのが現状です。25という数字にはなんの根拠もないけど。

すぐに解決できないこともあって、環境というか人的な問題で、基本ひとり営業なので、飲食を提供するのも自分、マジックをするのも自分、鳴った電話を取るのも自分、お客様の来店を迎えるのも自分。うん、この時点でもう無理なんですね。電話が鳴ったらマジックを中断して電話に出なければなりません。こんなもんお金を取れるマジックとしてまったく成立していなくて、自分だったら2度と行かない店になります。マジックの部分だけ見たら酒がマズかろうとも、さっき誹謗中傷したマジックバーのほうが幾分マシに思えます。

美味い酒を作ってくれるスタッフがいたら、マジック中に鳴った電話の対応をしてくれるスタッフがいてくれたら、と思いますけど、そんなことを嘆いていても仕方がないので、今の環境で、今の状況で最大限ベストなやりかたを考えることにしました。

今でもたまに魔法夜会(マジックナイト)と称してイベント的にやっていますが、あれをもっと昇華した形で月に数回、極少数(5人くらい)のお客様だけのためにマジックをやる日を設けようと考えています。マジックの最中に電話は鳴りません。観ているお客様以外の来店はありません。

今後の魔法夜会は完全予約制。
月に数回やる予定ですが、店で設定した日以外でもご予約をいただければいつでも誰でも魔法夜会を開くことができます。

なんで通常営業でのマジックをやめる必要があるのかというと、魔法夜会を特別なものにしたいという理由からです。通常営業でマジックをしてしまうと魔法夜会に来てくれる方々、魔法夜会を開いてくれる方々に失礼になってしまうから。

いつから始めるか、月に何回やるか等はただいま考え中。決まり次第、皆様にお知らせするのでもう少しだけお待ちくださいね。

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